レインズに載ってる物件は「残り物」なのか!?

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

物件探しをしてると、良い物件はレインズに掲載される前に売れてしまうんじゃないか?って思いがフツフツ湧いてきませんか?

アタシはそうでした。

レインズに載ってる物件はすでに売れ残りなの?良い物件はレインズには載らないの?そんな疑心暗鬼になった時期もありましたよー。

実際レインズに載る前に売れる物件もあるし、そもそもレインズに載らない物件もあるけれど、物件探しを続けていて思うのは

レインズに載ってるからと言って売れ残りではございません!

未公開物件というワードがすごく魅力的に見えたりもしますが

むしろレインズに載ってる物件の方が適正価格で安心です。

Bの内訳

レインズとは
不動産業者だけが見れる不動産情報ネットワークシステム。現在販売中の物件情報が掲載されています。

レインズに登録されるまでの間に売れることもある

媒介契約には「A.専属専任媒介契約」「B.専任媒介契約」「C.一般媒介契約」の3種類があって、レインズへ登録するまでの猶予日数があるんですね。

  • A.専属専任媒介契約 5営業日以内に登録すること
  • B.専任媒介契約 7営業日以内に登録すること
  • C.一般媒介契約 特に決まりなし

Cの一般媒介契約はレインズに登録する義務はないけれど、登録した方が買い手が早く見つかるという理由でほとんどの物件は登録されるんだそうです。


いずれにしてもレインズに登録されるまでの数日間はアタシみたいな一般人はその物件情報を知る術がなく。

そしてこの1週間の間に買い手が見つかったり、不動産会社が買い取って自社物件として売りに出すケースもあるとのこと。

不動産投資家の方や業者がライバルじゃあ素人は太刀打ちできませんね!


けれども不動産というのはほぼほぼ相場が決まっているもの。

大抵の場合レインズに載ってる過去の取引事例を参考にして査定するので、安い物件には安い理由が必ずあります。

新着物件が1日で売れたってホント?

ここでアタシが経験した不動産のグレーなお話をひとつ。

ネットで物件を検索していたある日。
おっ!コレいいんじゃない?って言う新着物件が!

物件スペック

  • 実家の近く
  • 駅徒歩4分/2路線2駅
  • 近隣に大きな商店街あり
  • 70平米
  • 南向き
  • 2階だけど日当り良さそう
  • 築20年
  • そこそこ大手分譲
  • 3,500万

昨日までは無かった!確実に新着な情報♪

この時はまだワンストップのリノベーション依頼先を決めてなかったので、どうせ同じ物件なら仲介手数料は安い方が嬉しいなーと思ったアタシは、

その物件名で検索し「仲介手数料半額」の不動産会社を見つけて早速電話。内覧日の都合を伝えて連絡を待つこと1日。

すみません。申込が入ってしまった様です…と連絡が。

え!?1日で売れたの!?なんだか腑に落ちない。

「昨日内覧した方がいらしたってコトですか?」「昨日出たばかりの物件でしたよね?」問いただすも営業さんからはハッキリしないモゴモゴした返事しか返って来なかった。

レインズに登録される前に水面下で取引が動いていたか、もしくは囲い込みだったのか、今では知る由もないですが。

この時はまだ不動産流通の「しくみ」を全く知らなかったアタシ。この出来事が不思議で仕方なかったです。

アタシの囲い込み体験は以下の記事をどうぞ

頼るは地元の不動産屋さん?

物件探しに疲れてきて「大人しくレインズに掲載された物件から選ぶしかないのかな〜?」ってリノベーション会社の営業さんに愚痴ったら

「買いたいエリアや最寄り駅が決まってるなら、そこの街の不動産屋に声をかけておくことですかねぇ」とのこと。

媒介契約を結んだ不動産屋さんは買い手からも売り手からも仲介手数料をもらいたいので、レインズに掲載される前の数日間にチラシや折り込み広告で買い手を募ることもある様です。

注意

地元の不動産屋さんが媒介した新着物件の情報を知ることはできても、相場より確実に安いとか自分の条件にピッタリ合う物件とは限りません。

とは言え物件情報は欲しいので。
アタシも地元の不動産屋3軒ほど足を運びました。

したら「あ〜こないだのあの物件ですよね?アレ、なんか怪しかったですよね」と…。怪しいってナンダ?ワケワカランぞ。とにかく不動産業界ってなんだかグレーなことが多そうだなってことは空気で察しましたけど。

地元の不動産屋さんは「1社にこだわらず、出来るだけ多くの不動産屋へ声掛けしておくことをおススメします」って言ってました。

どこへ依頼するかは売主次第。地元の不動産屋と繋がりが無ければ大手へ依頼することもあるだろうし…ネ。

地元の不動産屋さんからいくつか紹介はされたけど、どれもネットに載ってた物件で

未公開物件は一度も紹介されませんでした。

そこは都内でも有数の大きな商店街があって、山手線の主要駅にもそこそこ近い。地味に人気がある場所。

一度住むとなかなか引っ越さないのか「あ〜あそこは本当に物件が出ないんですよね〜」と各社の営業さんから何度も言われましたんで。ホントに出て来なかったのかも知れないなーと。信じるしか無いッス。

まぁそもそもアタシ以外にそのエリアで探してる先客も沢山いるだろうし。アタシにまわって来る確率は低かったに違いない。

救いだったのは逃した物件が「フローリング不可・直天井・直床」だったことが後から分かったこと。内覧しても結局買わなかったと思います。結果オーライ!

物件探し中、アタシは一度も未公開物件に出会うことはなかったですが、ネットに載る前の物件情報を得るためには地元の不動産屋さんへの声掛け。複数社への登録は多少有益かもしれないですネ。

レインズに登録された物件の方が安心

レインズに掲載されながらも長い間売れ残っている物件を目にすることがあると思いますが、それは大抵相場より高いケースがほとんど。

レインズに載ってない未公開物件と聞くとレア物件の様に思えるけれど。

レインズに登録されてなくて、新しくてキレイで駅近で相場より安い物件なんてまずありません。

レインズは適正な不動産取引を目的として作られたシステム。レインズに掲載されている物件の方が適正価格で安心とも言えます。

友達のAちゃんも、Bちゃんも、Cちゃんも、みーんな「ネットに載ってた物件」を買ったって言ってましたし。最終的にはアタシも自分でネットで見つけた物件を購入しました。

とは言え不動産はスピードも大事。

人気のある物件はすぐ売れてしまうのも事実なので、レインズに新着で登場した物件にピンと来たらすぐ行動することをオススメしますー。

2 Comments

コメントを閉じる
aki

TSUNさま
初めてお邪魔いたします^^

みなさん自ら物件探されているんですね〜!
情報はネットから得る時代ですよねw

私は希望エリアの不動産やさん数社以上(覚えていないw)に条件とかを送りまくって探してもらいました。
内覧ツアーにも連れてってもらいました。
結局ほしい物件は見つからなかったんですが。。。

希望エリアがもともと出物が希少なので、
ご実家近くもたぶんそうなんでしょうね〜

中古を売ったことがあるのでちょっと思い当たるのは、
住み始めたとたん中古物件専門の業者から「売りませんか、見積もりしますよ」のチラシやDMがいーっぱい入ってきます。
よし売ろう!になった時に、適当なとこに見積もり依頼をするでしょう。
高く売ってくれそうなとこにとりあえず専任契約すると思いますが、その時点で見積もり依頼した他社には物件情報は漏れてるわけで、、
虎視眈々狙ってた人がいる・・・かも

もう済んでしまったことですが(  ̄▽ ̄;

返信する
TSUN

akiさま

はじめまして!(・∀・)初めてのコメント!とっってもウレシいです♪
ありがとうございます!

akiさんも物件がなかなか出て来ないエリアでお探しだったんですネ。
そういう場合は、そのエリアの不動産屋さんが一番強いらしいですよね。
アタシも数社に声掛けはしたけれど、欲しい物件は見つかりませんでした…。
でも!akiさんはめでたくご希望エリアで購入されたんですよね?
おめでとうございます!羨ましいです…。

住み始めたとたんにチラシやDMが? それはよっぽどの人気物件なのでは??
あーなるほど。見積もり依頼した時点で情報は漏れてるでしょうね…。
そういう物件がレインズ掲載前に売れていくんですねぇ〜(涙
そういう情報に巡り会えるかどうかもまた、縁なのかしら?
いや、多少は探し方を検討するべき?なのかもしれないですネ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください