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戸建てかマンションかでまだ迷っていた頃、友達に「どっちにも良いとこ悪いとこあって悩ましいんだよね〜」とぼやいたら
コーポラティブハウスはどうよ?と言われた。
なるほど!その手もありましたね!第三の選択肢だ!
コーポラティブハウスなら、広いテラスも窓のあるバスルームも夢じゃない♪ さらにオートロックに宅配ボックスにRC造。まさに戸建てとマンションの「いいとこ取り」だ。
善は急げで、早速いくつかのコーポラティブハウスを調べたり中古のコーポラティブハウスを内見したりしましたんで、今回はその詳細をば。
コーポラティブハウスとは
コーポラティブハウスとは。
本来は入居希望者が集まって土地探しから設計・施工会社の手配まで自分たちで行って造り上げる集合住宅のことなんですが。
日本では定着しなかったのか、今は建築のプロデュース会社が土地や建築家を決定した上でプロジェクトを立ち上げて入居者を募集するスタイルにが主流になってます。
平たく言えば、ある程度は設計の自由が効く小規模マンションて感じでしょうか。
コーポラティブハウスは高級住宅?
ネットで東京のコーポラティブハウスをググってみると、大体20戸以内の小規模で地下1階から4階ぐらいまでの低層集合住宅が多い印象。そして東京で言えば世田谷区や港区などの高級住宅街に多い印象でした。
逆に言えば、高級住宅街にしかないんじゃないか?って感じ?それだけ「時間とお金に余裕のある人たち」向けってことだ…あれ、段々雲行きが怪しくなってきたぞ(涙)
やっぱり高くて手が出ねぇ。
土地が高いとこばっかに計画されるもんだから価格も高め。ざっと調べた感じだと70平米で7,000万円後半が中心(2015年調べ)
4〜5,000万円台もあるっちゃあるが、北側だったり狭かったり地下だったり、そのプロジェクトの中で一番条件の悪い場所で。
勿論、その立地に土地買って一軒家を建てるよりは安いんだけども。条件の良い向きはウチの予算じゃやっぱりムリめかなぁ〜。
コーポラティブハウスの中古を内覧してみた
それでも、ネットで写真を見るとコーポラティブハウスはどれも雰囲気良い写真が多くて好印象。
一般的な田の字型の間取りが好きじゃないアタシには魅力的に見えましたわ〜。中古ならまだ買えそうな物件もあったんで早速内覧に行きました!
見に行った物件はかつてオシャレ建築誌に何度か掲載されたこともあるお部屋でした。見たことあるぞ!と思ったもんね。
閑静な住宅街、駅から徒歩5分。メゾネットでリビングは吹き抜けで開放感たっぷり。キッチンも売主こだわりの高級仕様。リビングは地下だったけど、吹き抜けにあるガラス窓のおかげで暗い印象もナッシング。ただ…なーんか荒れてるぞ?
どんなにピカピカな新築もいずれは中古
条件的には悪く無かったんだけど、正直8年でこんなに状態が悪くなるかな?って印象だったんですよね。アチコチ汚れや痛みが目立っててドアや引き戸の建て付けも悪くなってる。
ウチも築10年の賃貸マンションだけど、こんなに荒れて無いけどな〜?って。あんなにキラキラしてた物件が、こんなになっちゃうもんなんだ?って思って。ちょっとガッカリ。
もちろん掃除や手入れ、住み方の問題が大きいんだろうけど。
どんな物件でも「経年変化」は必ずあるもの。「新築時のキラキラ感」は数年で無くなるんなら「新築にこだわる意味」は無いな!と。ますます「中古でいいや!」って思いを強くした経験でした。
ダンナは階段を上がったり降りたりしながら「階段はメンドクサイかも」と。地下なのも気になったみたい。
内装もやり直さないといけないから更に予算オーバーになっちゃうし。結果この物件は見送ることに。
この物件を内覧してウチはメゾネットも地下も選択肢から消えたのでした。
コーポラティブハウスは売れにくい?
ある程度自由に設計できるのがメリットのコーポラティブハウスですが、その分「売主のこだわり」がメッチャ詰まってるお部屋が多いんですね。
そしてまたコーポラティブハウスの中古を探してる人も「こだわり」を持ってる人が多いと思うんで。
リノベーション予算があれば別だけど、そのまま住もうとなるとよっぽど家族構成や好みや趣味がドンピシャじゃないと購入に至らないかもな〜と。
アタシが見た物件もところどころ「好みとは違った」し、そういう意味では「すぐに買い手が見つかる確率は低くなる」のかもしれないですね〜。
実際この物件もその後数ヶ月は売れてなかったみたいです。
RCの新築で自由な間取りが叶うコーポラティブハウス
ということで。わが家の選択肢からは外れたコーポラティブハウスですが。
RCの新築で、自分たちのライフスタイルに合った自由な間取りを叶えられるのはコーポラティブハウスしかないと言っても過言では無いんですよね。
予算とエリアが合えば画一的なマンションとは違った魅力が沢山あります!
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