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この記事を書いた後に、ニトリなど一部の珪藻土バスマットにアスベストが含まれていたとニュースになりました。
記事の最後に「アスベストが含まれていない」とサイトに明記しているメーカーの商品を紹介しているので、お買い物の参考になさって下さい。
とうとうsoil の珪藻土バスマットが割れちゃいました
使い続けておよそ3年半。
ダンナと連続でお風呂に入っても足元はサラサラ♪バスマットの洗濯からも湿気からも解放され、本当に良いことづくめで。
もう普通のバスマットには戻れない!
とアツく語った3年半前の記事はこちら。
買って良かったモノ【その3】soil 珪藻土バスマット割れたから買い直そうと珪藻土バスマットをネットで物色してたら気になる記事が色々…。
中国産の珪藻土バスマットはアスベストが?
アタシが買った頃はまだまだ種類も少なかった珪藻土バスマットですが、大人気商品となった今、かなりお安い商品も出てて。
随分お手頃価格になったな〜。こうなったら soil じゃなくても良いかな〜なんて思って調べてみたら、安価な珪藻土マットには
アスベストが含まれてる可能性も。
なんていう怖いワードが。
アスベストって?
アスベスト(石綿)はご存知の通り、日本では肺がんの原因になるとして原則禁止になっている酸塩鉱物。
禁止になる昭和50年以前はスレート材、ブレーキパッド、防音材や断熱材などに用いられてきました。
アスベストがただそこにあるだけなら直ちに問題にはならないけれど、粉塵になって飛び散り吸い込むことが問題とされてますんで。
古い家を壊したりリノベする時、もしアスベストが見つかった場合は専門業者が全身完全防備で酸素マスク着用、ガラスや窓も封じ込めて撤去作業するぐらい取り扱いに注意が必要。
だけれども一般大気中や水道水の中にもアスベストは含まれていて、微量であれば健康に影響は起きないそう。
一般大気中にも1?あたり0.2~0.6本程度のアスベスト繊維がありますが、この程度の濃度では健康影響を引き起こすことはないと言われています。また、水道水中にもアスベストは含まれていますが、健康への影響は問題となりません。
東京都環境局:アスベストQ&Aより抜粋
微量であれば問題ないけど、珪藻土バスマットは削ってお手入れする商品。粉塵を吸い込むとなるとちょっと気にはなりますよね…
なぜバスマットにアスベストが!?
ネットで検索すると主に中国産の珪藻土バスマットにアスベスト混入の可能性が高いと書いてるサイトを多く見かけましたが。
一番信憑性が高いと感じたのは「トマト工業株式会社」さんのサイトの記載。下記の抜粋します。
◎自社調査における見解◎
トマト工業株式会社:ケイカル板とはより抜粋
1.日本製、国産のケイカル板についての見解
日本製のケイカル板についてはアスベストが混入されていないことが現状継続して確認されています。
2.海外製、主に中国製のケイカル板についての見解
自社調査の中で中国製建材については高い危険性があるという見解を持っております。現在流通しているケイカル板(商品名珪藻土バスマット)などが該当の製品となります。
中国製のケイカル板の加工依頼を受けるケースがあります。
「中国製のケイカル板についてはセメントの混入やアスベストの混入の可能性を否定出来ない」という観点からトマト工業では2次加工を一切お断りさせていただいております。
アスベストについては発がん性の問題、作業環境上の問題があります。
含有セメントについてはカドミウム、鉛、六価クロムなどの重金属系の組成について危険性があります。
また建材内に一定数セメント系素材、石材、鉄粉、スラグ、残留粉、不明金属、汚物、スチロールなどが混入していた経緯があります。
こういった製品を加工するということはたとえ安価であっても従業員の健康被害の問題や、お客様へ間接的であっても何かしらの被害の可能性があることが懸念されます。
たとえ利益が上がったとしてもこれらの流通を促進させることは道義上好ましくないと考えております。
そのため持ち込みについても海外製(主に中国製)については加工をお断りさせていただいております。
問題はアスベストだけでなくセメントやそのほかの不純物が混入してるケースもあると。
中国産の珪藻土バスマット全てにアスベストが含まれてる訳じゃないし安価でも安全な珪藻土バスマットはあるとは思うけど。
各メーカーに問い合わせたところで「安全ではありません」なんて言う訳が無く…アタシは原材料のどれがどう危険なのか知識もないゆえ、
安心かどうか調べる術がない
アタシ個人的には「不安な要素があるなら、アスベストを使用してないと明記している国産メーカーの珪藻土バスマットを買おう」と言う結論に達しました。
日本製の珪藻土バスマットメーカー
と言うことで。国内産の珪藻土を使用していて、かつアスベストを使用していないと公式サイトに明記している日本製の珪藻土バスマットメーカーを調べてみましたよっと。
soil
まずは珪藻土プロダクトで有名なメーカー、soil(ソイル)
秋田県と石川県の珪藻土を使用し、左官職人によって1つ1つ手作りされてるんだそう。放射能検査もチェック済み。
珪藻土にひる石を混ぜたGEMシリーズもあります。
宇部興産建材 なのらぼ
宇部興産建材の日用品ブランド「なのらぼ」
国産の原料・国内生産・全製造工程を一貫して管理。安心安全を力強く謳っています。第三者機関による放射能試験も実施。
独自の特許技術で珪藻土をより進化させ、高速乾燥とニオイを分解する機能もプラスされた「UB なのらぼ 足快バスマット」
足快バスマットは柄の入ったデザインが特徴的ですがシンプルな無地もあります。
アタシはこのコンパクト・リバーシブルタイプを買いました。
珪藻土バスマット選び。soilと宇部興産建材は何が違うの?比較してみました。フジワラ化学
フジワラ化学の「足乾バスマット」。原材料は日本国内産で、アスベストは含んでおらず着色顔料も使用していないと明記してます。
それなのに他に比べてお安い!
2019年10月10日現在、Amazonで2,709円でした。
安心もコスパも兼ね備えた珪藻土バスマット。デザインは非常にシンプルでサイズ違いの2種類しかないですが、その潔さに好感が持てます。
ピュアリフレ
日本ホームプロダクツのピュアリフレシリーズは国内産珪藻土を高含有。化学薬品を一切使用せずに作られているそうですよ。
珪藻土の割れやすいデメリットを克服するため、1枚のタイルを小さいサイズで焼き上げ特殊技術でつなぎ合わせたモザイクタイル風なデザインが特徴。
木製フレームは防水加工を施したエンジニアウッドを使用。洗剤で丸洗いできるのも大きなメリットですね。
アタシは今までsoilを使ってたので比較するべく
UB なのらぼ 足快バスマットにしようかな
買ったら使い心地をレポしますね!
[追記]買い直したので比較レポ書きました!
珪藻土バスマット選び。soilと宇部興産建材は何が違うの?比較してみました。今や服も食品も中国産が幅を利かせてますし。あまり神経質になるのもどうかしら?とも思いますが。
気になる方は日本製が安心じゃないでしょうか。ご参考までに〜。
日本製の珪藻土バスマットにもアスベストを含有している物は出回ってます!
大阪府貝塚市の(株)堀木工所製の『CARACO』と言うブランドで出してる商品からアスベストが検出されたと厚労省のホームページに載ってます。
国産だから安心なんていい加減な事を拡散しないで下さい。
この記事では、匿名様がおっしゃっている『CARACO』の商品は紹介しておりません。
日本製で、かつ、公式サイトに「アスベストを使用していないことを明記している」そして「国内産の珪藻土を使用している」珪藻土バスマットをご紹介しています。
また、例え中国産だとしても全てにアスベストが含まれてる訳じゃないとも記載しています。
国産だから安心と端的に発信したつもりはないですが、言葉が足りず誤解を与えたのであれば申し訳ありません。
CORACOについてはおそらく珪藻土原板が中国製なのではないでしょうか。
それを国内で切り出して加工しているんだと思います。
そんな記事をどこかで見たような気がします。
コメントありがとうございます。
アタシも、スループットさんのおっしゃる通りじゃないかなーと思ってます。
今回のカインズのニュースで珪藻土グッズを買う時はメーカーサイトをチェックされる方も多くなりそうですね。
とても良い記事だと思います。
コメントには天然の物質とありますが、採掘鉱脈によってアスベストの混入がありますので、やはり品質管理をおこなっていないのだとすると(安価な中国製)大きな影響がありそうですね。
ありがとうございます。
昨日からこの記事へのアクセスが急に増えて何事かと思ったら、カインズの珪藻土商品に基準値以上のアスベストが見つかったのですね…心配していたことが現実になってしまい残念です。
おっしゃる通り、例え中国産だとしても品質管理をキチンと行なってさえすれば今回のような事にはならなかったですよね…。
この手のアスベストは、天然の物質として混入してくるものなので国産かどうかはあまり関係ありません。
確かにそうかも知れないですね。ただ専門的なことはわからないので、素材の詳細や安全性に関して何も記載のない商品よりも「「アスベストを含んでいない」とか「安全性を確認済み」と記載のある商品を選んでおきたいなと思いました。